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以前の壁の厚みで収まるように、耐力壁を取付けてエツリをかいています。(ブレスで傾斜を固定します。地震時には伸びることで地震力を吸収します。)
制震ダンパーも取付けます。地震力を吸収する装置です。
壁土塗り復旧状況 スサをたくさん入れた壁土は、会社に作り置きしています。
工事車両進入の為、山門を移動させ通路を確保しました。
レベル調整、家起こし、建物仮受け後、鉄筋を組みます。
コンクリート打込み状況
耐震改修には、地震力に対して壁の強度で対抗する耐震(通常の一般住宅に多い)と柔らかい壁と太い柱や梁で吸収する制震(伝統工法の建物に多い)と建物を滑らせ地震水平力の影響を受けない装置を組込んだ免震があります。建物に合った適切な補強改修をして、地震から人命を守れるよう取り組んで行きたいと思います。ただ昔人は地震時に「壁土が落ちるまでは家の中は安全だ」と言っていたそうです。粘り強い耐震性能があり趣のある伝統工法の建物は残していきたいと思います。
和歌山県日高郡印南町 大字印南原1976