わかやま木の家コンテスト2015に応募しました!

2016年01月22日

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「素足で歩く家」

~紀州材 登り梁が支える開放的な大リビング。素足で過ごす平屋の住まい~
のどかな田舎の広い土地に平屋の家を建てました。ロフトからは春と秋の心地よい風が抜けるように設計しています。天窓を設けているので自然の明かりで子供達が遊び、気持ちよく過ごせます。キッチンからは地窓より玄関や各部屋が全て見え奥さんは安心して家を見守れます。ウッドデッキから庭と山を見ていると癒されます。外壁は焼き杉を使用し、車庫を一体にしている為、堂々としたたたずまいとなっています。全館空調・高断熱住宅にしているので光熱費が安く、快適に夏や冬を過ごす事ができます。

・設計・施工コンセプト及び紀州材PRポイント
田舎ならではの広い土地に開放的で明るい平屋建てを建築しました。構造体や床材は全て紀州材を使用しています。無垢の杉床材は厚みが3cmもあり、心地のいい杉材のやさしさが「素足」を通じ伝わってきます。傷がつくやん ってよく言われますが、そこで生きた証でもあり気になれば削ればいいんです。あらわしの木目が細かく美しい構造体と床材、自社加工のゴツゴツした焼杉外壁材で他にはない飽きの来ない家となっています。中央のあるLDKにいれば家族の気配が感じ取れ、車庫を一体にしている為、雨の日濡れることなく建物への出入りができます。特にこだわったのが室内の快適な住環境で、気密断熱性能を魔法瓶のような北海道地域仕様にしているので小さな熱源で冬や夏でも年中室内温度を全館21~27度を低コストにて維持できます。又、春や秋の気持ちのいい風はリビングの窓から北側の居室をよけ、ロフトを通じ通り抜けます。こだわった趣のある快適住宅が完成しました。

 

・こだわった建物性能値
Q値(熱損失係数)   1.2W/㎡K
C値(相当すき間面積) 0.20c㎡/㎡
次世代省エネ基準の北海道基準値をクリアしました!

建物には外気温に影響されないよう高性能断熱材とサッシを使い断熱性能を上げ、調温された高価な冷気や暖気が逃げないよう気密化を図りました。外気温との差で生じる壁内結結露対策や室内空気の循環対策を施し、快適に過ごせる長寿命化住宅となっています。24時間換気は熱交換型第一種換気システムを取入れ高価な熱を回収し再利用しています。年間を通し、小さな熱源で全館一定温度調整できる住宅となっています。

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