床下作業で、アンカーボルトを切断します。
土台からの修正は歪みが出やすくその為、多数のジャッキを最大変位3㎜以内で常時計測しジャッキアップします。
軽量鉄骨ユニットや壁式住宅、在来工法まで幅広く適応できます。
土台と基礎を切り離す為、固定定着が重要になります。補強筋を入れ、アンカーボルトは規定の長さで溶接接合します。場合により側面増基礎も行います。
補強鉄筋を配筋後、型枠をしコンクリートやモルタルで隙間を完全充填し、建物を固定定着させます。この時通気口は嵩上げします。
給排水配管は着手時から仮設仮配管で自在にしておくので生活をしたままでも工事は可能す。工事後に完全復旧します。
着工前
基礎にクラック、建具が閉まりにくい状態。
住みながらの工事で部分的な沈下修正です。
解体状況
φ鋼管杭打込み完了
特許の杭で基礎下5mまで打込んでます。
鋼管杭で基礎を完全に受け、定着させます。
ジャッキアップ完了
最大70mmアップしています。基礎は解体せずジャッキアップできます。
モルタル充填完了
必要に応じアンカー溶接、鉄筋を組みます。
復旧状況
復旧完了
床、壁の張替で新築同様になります。
杭載荷試験状況
基礎、上屋を反力に載荷試験をします。
10tジャッキ使用
受圧面積 14.52c㎡
22Mpa × 14.52c㎡ ÷ 10 = 32kN (3.2t)
長期間の指示力を考慮し、杭支持力 1t としています。